有限会社大澤技研工業

ブラスト加工

ブラスト加工の流れ

当社では薄肉パイプに以下の手順でブラスト加工を行っております。

  • ブラスト加工を厚さ1mm以下の薄肉パイプに施す技術を有しています。
  • マグスリーブにブラスト加工を施す理由はトナー搬送のためです。
  • 磁性トナーは粉状の為、マグスリーブ内部にマグネットが入っていても滑 らかな面ではトナーを保持することができなく、落下してしまいます。
  • スリーブ表面をブラスト加工により荒らすことで、トナーの保持力を上げ ています。

  • ブラスト処理時に、ブラスト粉に偏りが出ると、トナーの運搬量自体に  も左右で斑が発生し、印刷したさいに色の濃淡が出てしまうため均一性と高い精度が求められます。
当社のブラスト機
左がブラスト加工前,右がブラスト加工後
厚さ1mm以下の薄肉パイプにも形状を損なう事無く加工を施せます
出荷前のブラスト加工製品の様子

製品精度紹介

以下の表はある日の当社製品の各公差の検査結果です。

ブラスト検査結果
公差(単位:mm)製品A製品B製品C
 外径   φ18±0.03   18.0021  18.0017  18.0028
 外径振れ(左端)  0.02以下   0.0043  0.0053  0.0043
 外径振れ(中央)  0.02以下  0.0058  0.0052  0.0053
 外径振れ(右端)  0.02以下  0.0039   0.0053   0.0047 
 表面粗さ  Rz=15±2μ  14.83  15.42  15.61


以上の様に高い精度の量産を行っております。
何かお気になる点、御質問が御座いましたら是非、お問い合わせよりご連絡ください。 

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